山口県 カスタムトレーラー


今回ご紹介する車両は
山口県のカスタムトレーラー

今回の目的は
充実した設備と動きやすさをメインとした
レイアウトで使い勝手の良さを考えた
カスタムトレーラーをご紹介いたします。

今回のカスタムトレーラーは
今までご紹介してきたタイプとは
少しばかり違うレイアウトになっているのが
おわかりでしょうか?

オーナー様の理想を現実化するため
数多くの打ち合わせを経て
この3DCGレイアウトが完成しました。

これから
3DCGに合わせて
店舗を作っていきます。


フレームと室内設備の備品が届きました。
Babyケータのフレームは
基本的には在庫がありますが
繁忙期になるとなくなってしまうことがあります…
ですが今回は在庫があるので
作業に早く取り掛かることができました。


まずは 内壁設置する作業から取り掛かります。
内壁を張り終えたところで
次は電気のスイッチ・コンセントに必要な
配線ケーブルを通し その過程で
バックテールランプを取り付けしていきました。


同時進行で必要な屋根も製作していきます。
今回の天井はダウンライトではなく
一般で売っているLEDのシーリングライトを
取付していくので
天井の中心に差し込み口を設置しています。
シーリングライトにすることで
ひとつのライトでも
室内は十分な明るさが出て
ライトの交換も自分で出来る点がポイントとなっています。


屋根を載せての作業に取り掛かっていきます。
外壁も出来上がり着々と完成に近づいていますね。
現段階では メニューバーを設置しています。


今回の内装に取り付けしている
コンセントの差込口の数も
オーダーを受けレイアウトに合わせた数
そしてレイアウトに合う位置に設置しました。
シンクテーブルの横に設置予定の
作業テーブルの横には
コールドテーブルを設置するので
不便がないようなコンセントの位置になっています。


シンク下に設置する我が社オリジナルの
200L 給排水タンクも届きました。
こまめに行う手洗いにも困らず
調理器具などの洗い物にも困りません。
他の企業では開発されていない機能性抜群の給排水タンクです。

排水タンクについて、よくお客様から質問がありますが
油をシンクに流さなくても排水タンクはすごく汚れます。
それは手についたちょっとした油が
タンクに付着するためです。

この油がニオイの元となって
ニオイが車内についていきます。

なので排水タンクは
・こまめに掃除すること
・営業終了後に蓋を開け全体を洗い流すことをおすすめします。
排水タンクは中身を洗えるように大きな蓋が設計されているので
簡単に掃除ができます。


給排水タンクが届いたところで
室内を進めていきます。
先ほどまでは屋根の壁が未完成でしたが
ここからはコンセントの設置位置を決め
型どりをして設置していきます。
これらの作業も細かく微調整をしながら
フレームに合わせ隙間を作らないようにしていきます。

室内天井の壁を張る作業のお次は
開口口の扉とカウンターの設置に取り掛かります。


開口口にあるカウンターバーと
開口口が仕上がり
現在は天井棚の設置と
勝手口のドアを製作中です。


開口口の扉を取り付けしました。
雰囲気がまた一つ変わりましたね。

天井棚にはこれから
ライトの取り付けを行っていきますが
そのライトもオーナー様のこだわりポイントです。


天井棚に取り付けをする
ライトの準備をしている間に
開口口を開いて
カウンターの最終作業に取り掛かっています。
同時進行で勝手口の作業も進めていきます。
まずは勝手口に必要な枠ぶちのゴムを設置
それから勝手口のドアの取り付けが終わりました。
少し歪みが出ていましたが
この問題もプロの手によって素早く解決。


次のステップは
天井棚にライトを取り付けていきます。
今回のカスタムケータにの天井棚は
開口口1・2とつながるように
L字型に作成しています。
なので今回のライトの取り付けは
天井棚に合わせて
L字型に設置していきます。
このアイディアも
オーナー様のこだわりポイントの一つで
どこから見ても可愛く
清潔な店内がお客様からも見える
そしてステンレスの天井棚に移る商品を
ライトが照らすことで
インスタ映えにもなるように。と
オーナー様のお客様を思った気持ちが
こもっているポイントなんです。

天井棚のライトの取り付けが行われている横で
換気扇の設置も終えました。
ケータの外に回り
雨水が入らないようにしっかりと
シーラーで隙間を埋めていきます。
シーラーをやり忘れてしまうと
雨水が入ってきたり
換気扇が固定されず
ぐらついてしまうので
こういった小さい、細かい作業も
重要な作業ポイントです。

そしてここからは
室内設備の設置を行っていきます。


まずはキッチンのシンク台から設置していきます。
今回のキッチンシンクは3つ取り付けします。
一番左の小さいサイズが手洗い専用
残りの二つは調理器具などの洗い物用で
設置していきます。
シンクの蛇口も保健所の承認を
取りやすくするための
レバー式を取り入れています。
このキッチンシンクは他のトーレーラーと
同じ形のものを採用していますが
小さな手洗い用のシンクは
我々は当初、丸い形のシンクを…と
考えていたのですが
大きさは違えど形は統一したい。という
オーナー様のこだわりで
キッチンシンク同様の四角い形の
シンクを今回は取付していきます。

こういったこだわるポイントをつくれるのも
自分だけのキッチントレーラー
キッチンカーを製作するうえで
楽しみの一つでもありますね。

中の作業をしながら同時進行で
トレーラー前方のシーラー作業をしていきます。
こんな細かいところでも
やり忘れてしまうと
雨漏れ・漏電の原因になってしまうので
丁寧に作業をしていきます。


室内の設備もだんだんと整ってきました。
3つのシンクを取り付け
シンクの下には我が社オリジナルの
200L給排水タンクとポンプの設置が完了しました。
こまめに行う手洗いにも困らず
調理器具などの洗い物にも困りません。
他の企業では開発されていない機能性抜群の給排水タンクです。
また、排水タンクからのニオイについても
排水タンクは中身を洗えるように大きな蓋が設計されているので
簡単に掃除ができます。
排水タンクからのニオイの元は
手についた少量の油がタンクに流れ落ちる事で
排水タンクに油がたまりニオイが出てきます。
なので排水タンクは
・こまめに掃除すること
・営業終了後に蓋を開け全体を洗い流すことをおすすめします。

そしてキッチンシンクの横には
新しく飾り棚を設置しました。
こういった棚をつけることで
手洗い用の石鹼を置けたり
近くにあるコンセントを使い
携帯を置いて充電が出来たりなど
室内の空間をうまく利用することができます。

また、今回は炊飯器を使用するための
コンセントの設置
それからガスボンベを設置するため
給排水タンクの間に
ガスボンベが設置できるように
スペースを設けました。


この段階では予備検査を受けに行きました。
今回の予備検査で少し大変だったことは
バスボンベを積んで走るために
最大積載数をマックスまでとることでした。
希望通りに取れるだろうか…と
少し心配もありましたが
無事に検査を終え帰ってくることが出来ました。

これから コールドテーブルの設置や
家庭用の縦型冷蔵庫も行っていきます。


そしてここからは外装の最終仕上げ
ステンレスの板に型を付け
開口口の下に貼り付けをおこなっていきます。
こちらもこだわりポイントの一つで
一目でお店の雰囲気をつかめ
シックなイメージを持ちながらも
可愛らしさと品のある仕様になっています。
この工程が終わると
いよいよ 塗装職人である
コーイチくんの出番です。


コーイチ君の塗装の腕はピカイチ。
さすがは数々の受賞歴のある腕前です。
細かい部分にもしっかりと
気を使ってくれたので
どこから見てもムラのない完璧な仕上がりです。

塗装が終わり清掃をして
無事にオーナー様のもとへ
納車することが出来ました。
喜んでいる姿を見て
我々もやりがいを感じると同時に
温かい気持ちになりました。

これからこのカスタムトレーラーで
どんな商品が販売されるのでしょうか?
すごく楽しみです。

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