千葉県コーヒーショップ

千葉県コーヒーショップ スーパーキッチントレーラー

今回ご紹介するのは

千葉県でコーヒーショップを展開するスーパーキッチントレーラー
Babyケータ レギュラーサイズ・白ナンバー

焙煎士・バリスタの資格を持つ
千葉県南房総市千倉町に
MONTE CAFFE という店舗を構える
オーナー様のコーヒーへの深い思いと
お客様へ出来立ての美味しいコーヒーを飲んでもらいたいという
熱い思いのこめられたこのトレーラーを
今回はご紹介していきたいと思います。

まず、初めにオーナー様と3dcgでの
店舗内のレイアウトの打ち合わせです。

理想とする店舗にするために何度も打ち合わせをし
店舗内のレイアウトはこの形で製作していきます。
冷蔵庫を置く位置
それからキッチンシンクの設置、配置場所などにこだわりました。

そして
夏場の暑い日でも安心して
冷凍・冷蔵の管理のできる
必須アイテム 冷蔵庫を置くために
電源設備まで整えていきます。
店舗の3dcgレイアウトが決まって
次は実際にトレーラーを製作していきます。

繁忙期になるとなくなってしまうこともありますが
トレーラーの在庫は基本的に常にあるので今回は
こちらのフレームから店舗を製作していきます。

骨組みからしっかりしていますね。
このフレームはフレーム職人のコーイチ君が作ってくれました。
これから シマ板というアルミの板を使用し店舗の床張りをしていきます。



同時進行で内壁、外壁を張っていきます。

壁板を張ってトレーラー店舗としての立体感がでてきましたね。
ここから 壁板を切る際に開けておいた
電気のスイッチなどをつける穴に配線を通していきます。

配線を通し終えバックテールランプの取り付けも完了しました。
これから 壁板同士の隙間にシーラーと呼ばれるコーキングをして
隙間をなくしていきます。

綺麗に段差ができないように作業を行わないといけないので
ここも目だたない部分ですが大事な作業工程の一つです。
そして、アルミのLアングルを取りつけ補強をし見栄えもよくしていきます。

次にやる工程は 屋根を作りトレーラーの上に載せること
今回のケBabyケータは白ナンバーで予備検査を受けるので
屋根の分離をする必要がないので
サクッと屋根を設置していきます!

製作した屋根がこちらです。
外壁の作業と同じように内壁外壁を組み隙間をコーキングで繋げ
アルミのLアングルで固定しています。

屋根の取り付けが終わったら

開口口やカウンターを取り付けていきます。

 

お客様とのやり取りをする窓口
開口口やカウンターを取り付けると
印象もだいぶ変わってきますね。

どうでしょう?

だんだんと形になってきているのがわかりますね。
開口口を閉じるとこんな感じになります。

アルミのLアングルで枠ぶちを取ることによって
ただの箱ではなく
きっちりと締りのある見栄えになっています。
これぞまさにキッチントレーラーの姿ですね。

これから内装設備の作業を行っていきます。

今回 内装設備、それから車検を通すうえで
重要なポイントは
”ウォールナット”で作る天板です。
ウォールナットが重量のある素材なので
もちろん、車検時の最大積載量にも影響してきます。
なのでこのウォールナットをどう工夫をして
減量をしていくのかが天板を製作するうえで重要となってきます。


キッチンの横には段差の付いたテーブルを設置しました。
高さに差があることで一つは商品の受け渡し
もう一つは機材を置いて豆をひくなどが出来るように
設計し設置をしました。


車両前方にはウインドウエアコン取付用のボックスがあり
これは室内側をフラットにするため、外にボックスを作って
その中にウインドウエアコンを納めています。
こうすることで室内のスペースが取れ
空間を有効活用することができます。


調理台の上には天井棚を取り付け
お持ち帰り用のカップやコーヒー豆の在庫を置くような
棚として使えるよう工夫もしてあります!


天井のダウンライトが白く輝いて
店内も明るくきれいに見えるように



だんだんと仕上がってきているのがわかりますね。
ですが まだこれからなんです!


この段階では白ナンバー登録を行うための
予備検査を受けに行き
無事にクリアすることが出来ました。

白ナンバーで登録することによって
毎2年ごとにある車検の時に
わざわざ屋根を下ろすこともなく
店内の備品もおろし、店内を空にしなくてよい
という大きな利点があるので
これからスーパーキッチンカーや
Babyケータを使用し
移動販売店舗を持ちたい!という方には
強くおススメしているポイントです。

そして
これからラッピングの名人に綺麗にラッピングをしてもらいます。


まずはラッピングを貼る側面の長さや幅を測り
面の大きさに合わせてカットしていきます。


実際にラッピングをしていきます。
ここからが この作業での腕の見せどころです。
ラッピングは最初の貼る位置などを決める時の
剥がし・張り直しはOKですが
あまりやりすぎるのはよくないです。
なので 最初の位置決めをするときでも
貼り・剥がしなどはしないようにします。
貼る位置を整えて
空気を抜きながら、ラッピングに
傷がつかないよう気を使いながら作業をしていきます。
そして 全体的に貼り終えたら
余った余白の部分をカットして見栄えを整えます。


どうでしょう?
たった一面ですが、もう既に雰囲気も
変わってきましたね。
今回ラッピングに仕様した色は
ちょっぴりビターな大人の味をイメージした
シックでモダンな落ち着いた色を選びました。
この調子で次の面もラッピングをしていきます。


全体的なラッピングが仕上がりました。
今回は艶消しの黒色を採用しラッピングを施しました。
艶を入れないマッドカラーにすることで
オーナー様の理想とする
シックでモダンな店舗カラーになりました。



どうでしょう?
全体的にみるとさらにまとまりのある
ラッピングがさらに際立って奇麗な仕上がりになりました。
このラッピングの調色もこだわりポイントのひとつで
ただ真っ黒なだけでは誰でもできる。
どこにでもある色になってしまう。
というこだわりから
わが社の塗装職人であるコーイチくんと
数多くの打ち合わせや細かい調色をおこない
今回 この色でラッピングを施しました。

振り返って 店舗内の設備も
ご紹介していきたいと思います。


勝手口から入って左手・ケータの後方には
キッチンシンクと我が社オリジナルの
給排水タンクが設置されています。

給排水タンクがあることによって
日々の洗い物やこまめに行う手洗いが
心配なくおこなえます。
また、排水タンクには
タンクの中身を洗えるように
大きな蓋が設計されているので
業務終了後やちょっとした
隙間時間で簡単に
排水タンクの中身を洗えるので
皆様が気になる”排水タンクからのニオイ”も
取り除くことができます。

そして
勝手口の右手・ケータ前方部分には
外出しのウィンドウエアコン
換気扇、大型の冷蔵庫が設置されています。
ここでのポイントも一つあり
ケーキなども提供するので
十分な容量のある縦型の大型冷蔵庫を
設置しました。
これだけ大きな冷蔵庫を置いても
邪魔にならず、作業ができる
十分なスペースがあります。

そして
一番のポイントは勝手口からも見える
ウォールナットのテーブルです。
こちらはコーヒーショップならではの
イメージを最優先にして
モダンでシックなイメージを崩すことがない
まとまった雰囲気を出すために
ステンレスシンクテーブルの上に
ウォールナットの天板を採用し
設置することにしました。

こうしたワンポイントの工夫で
オーナー様の描いていた理想を
再現し店舗を完成させることができました。

そしてこのスーパーキッチントレーラーを
千葉県の南房総市にある
オーナー様の元へと納車しに行き
全ての作業が完了しました。

皆様もぜひ
千葉県に遊びに行く際には
南房総市に店舗を構える
本格的なコーヒーを飲んでみてください。

TOPIC

TOP
お問合せ facebook instagram youtube twitter LINE