今回の作業内容は
【軽トラックから普通トラックへの構造変更＆リニューアル】という内容で作業を進めていきたいと思います。
今回お預かりしているキッチンカーは
原宿のキャットストリートにある
揚げパンといえばココ！と皆さんが口を揃えて言うような
有名なキッチンカーです！
オーナー様は大変フレンドリーで気さくな方で
より理想とする店舗を作るために私共に預けてくださいました！
予算と短期間で納期しなければならない。という課題のある中
短時間でどれだけ綺麗に仕上げていけるか見ていきましょう！
まずは作業前の様子です。
お店の顔である接客口の塗装が剥げていますね…
また、開口扉を開けたときに見える細部のサビも目だって見えます…
こういった塗装のハゲやサビには方法として
ラッピングをするか塗装をするかの二つの方法がありますが
今回は他の面に対する色合わせや技術的面もあり
ラッピングではなく塗装という方法でリニューアルさせたいと思います！
今回作業をしくれるのは
塗装職人のコーイチくんです！
まずは この剥げている塗装自体を剥がしていきます。
ここも作業ポイントの一つで
スムーズにやるが、傷をつけないように丁寧に
作業をしていきます。
次に、塗装不要な部分に塗料がかからないようにマスキングをしていきます。
ここが塗装前に行う最初の部分で重要なポイントです！
なぜなら、マスキングは簡単そうに見えて
丁寧にやらないと塗装後マスキングを剥がしたときに
不要な部分や塗料をかけてはいけない部分にまで
色がついてしまうからです！
なので細かい部分までしっかりと
マスキングを貼っていきます。
そして いよいよ塗装をしていきます！
上から綺麗に吹きかける作業が
簡単そうに見えて実はとっても難しいんです。
初めは上から下へ全体的に流れるように塗料を吹きかけ
一度塗料を乾かします。
ある程度乾いたら二度目の塗装に入ります。
こちらも一回目と同様に上から下へ全体的に…
塗装を行う際に気を付けなければならない事は
吹きかける時のスピードや
一回で濃ゆく塗りすぎないこと。
初めの一回で濃ゆく吹きかけてしまうと
塗料が垂れて綺麗に塗れず
垂れた線が浮き出てしまうからです！
なかなか 難しく技術のいる作業になります。
綺麗に塗り終えることが出来ました！
どうでしょう？
光沢も出でいて仕上がりがきれいですよね！
この後の作業は、こちらの天井部分に
店内のライトを蛍光灯からLEDライトへ交換していきます。
こちらに元々ついていたライトを取り外し
こちらの天井板に取り付ける部分を設置していきます。
初めは少し暗かった店内が
LEDライトを取り付けたことよって
すごく明るい活気のある空間になりました！
そしてお次は
バックカメラとETCの配線を整理していきます！
オーディオの部分を取り外してから
一度、配線を外し
他の配線も含め全てきれいに繋ぎ直しました！
配線をきれいに繋ぎ直すことによって
電気系統のトラブルも少なくなります。
さあ！そして いよいよ
普通トラックへの構造変更として
車検を通しに行ってきます！
生まれ変わった姿で車検も 難なく
一発でクリア！！！と思ったのですが、、
ここで問題が起こりました…
今回ご依頼いただいた車は
DA63のCARRYという車で
フレームの強度が大きい車なので
本来であれば、車両重量が ”３５０キロ” を取れるはずが
今回の車に関しては、重量がフレームの強度を超えていたため
”２５０キロ”しか、車両重量を取ることができませんでした…
そして問題は続き
ヘッドライトの検査では
元々ついていたヘッドライトが
”左側通行用”ではなかったため
新しく交換をすることにしました。
ヘッドライトを交換すると、今度は
本来であれば、ヘッドライトに一体となって付いている
”ポジションランプ”がなくなってしまったので
ここは新たに”車幅灯”を付けることにて
車検を通しました。
こうして少しばかりトラブルが起こる中
無事に車検を通し終え
お客様へと納車することが出来ました！
今回行ったのは
軽トラックから普通トラックへの構造変更＆リニューアル！
普通トラックへの構造変更は
車検時にわざわざ荷物を下ろさなくても良い
という利点が大きなポイントです。
構造変更をすると共に
新しく店舗をリニューアルさせたいと
オーナー様のご希望で今回の企画（整備・塗装）を行いました！
限られた短い時間の中で行う作業と予算のある中で
店舗をどう綺麗に見せるか、どう完成させるか…と
大変な部分もありましたが
元ある店舗の形や印象をそのまま残しつつ
サビや色あせを直し
可愛らしくもシックな店舗へ
リニューアルさせることが出来ました！
普通トラックへの構造変更も完了し
次回の車検時には
荷物を下ろさなくても良い仕様になったので
安心・安全で楽々に車検が受けられます。
